活動3周年を迎えて。
- 子子

- 5月14日
- 読了時間: 8分
5月2日で、活動3周年を迎えました。
まず最初に。
ここまで見つけてくださった皆さま、本当にありがとうございます。
そして今回は、3周年用に描いたイラストのお披露目も兼ねて、この3年間や、この1年について少し振り返ってみようと思います。
正直なところ、「もう3年かぁ、3年経っちゃったか〜、早いかも・・・」という感覚が一番大きいです。
でも同時に、「自分は何か成長できたのかな?」と不安になる部分もあります。
だからこそ最近は、何に向けて頑張っているのかを、自分の中でちゃんと明確にしておかないといけないなと思うようになりました。
その中で改めて感じるのは、私の作品やキャラクターに出会ってくださった方々への感謝です。
そして、そんな皆さんにこれからも新しいものを見てもらいたい。今はその気持ちがとても強いです。
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活動を始めた頃は、「自分への挑戦」という感覚がかなり大きかったと思います。
私は小さい頃からアニメや漫画の絵を描いていて、大人になってからも二次創作としてファンアートを描き続けていました。
そこから全部をリセットして、オリジナルへ完全に切り替えました。
当然ですが、完全に無名状態。
絵を描くこと自体を応援してくれる友人はいても、「作品」を通して応援してくれる人はいませんでした。
そして当時の私は、ずっとデジタル中心。
そんな中でアナログへの憧れがあり、マーカーやコピックなど色々試した末に、透明水彩へたどり着きました。
透明水彩って、水を含んだ絵の具が混ざり合いながら乾いていく中で、どんどん変化していくんです。
その時間も作品の一部だと思っています。
そして今振り返ると、その変化していく様子って、これからの自分そのものだったのかもしれないなと思います。
ずっと完成しない。
ずっと変化途中。
でも、変わっていかなきゃいけないし、変わっていきたい。
安定って、その瞬間は安心するけど、すぐ不安になるんですよね。
割と完璧主義なところもありますが、中途半端になってしまっても色々やっていいんだと思っています。
興味を持つこと、触れてみることを恐れない。
コスト面で厳しいことももちろんありますが、意欲がそれに負けてはいけない。
何が一生の出会いになるかわからないからです。
……ちょっと重たそうに書きましたが、スタンスとしては「軽い気持ちでいよう!」です(笑)
そして、やっぱり一番大切で変わっていないのは、自分のペースを守ることだと思っています。
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この1年は、透明水彩作品そのものは少し控えめで、オリジナルキャラクターを前面に出した活動が多かった気がしています。
特に2024年10月に生まれた「Mof! Beast Sisters」は、自分の中でもかなり感触が良く、「この子たちをもっと育ててあげたい」という気持ちが強くなりました。
そこからイラスト集として形にできたことも、自分にとって大きな出来事でした。
活動の中でずっと軸にしている「五感を刺激する作品作り」についても、この1年かなり意識していたと思います。
原画や本を作る時、ただ“見るだけ”のものにはしたくない。
紙、色、反射、文字、質感……視覚だけでもいろんな感覚があると思っています。
そして最終的には、「無意識に五感を使って楽しんでいた!」という状態が、一つの理想なのかもしれません。
シンプルにしていくことの難しさもありますし、逆にたくさんの情報をまとめ上げる難しさもあります。
長い経験を経て削ぎ落としていく方もいますが、私は今まだ、いろんなものを混ぜながら模索している途中です。
結果どうなっていくのかは分かりません。
でも、これも今の自分に必要なチャレンジなのかなと思っています。
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この3年で、イベントを通して作品やキャラクターについて声をかけていただくことも少しずつ増えてきました。
キャラデザを褒めていただいたり、一つ一つの絵から想像を膨らませてお話してくださったり、私自身に良い印象を持ってくださったり。
もちろん今後、改善しなければいけないことも出てくると思いますし、不満の声が出ることもあると思います。
でも、それも含めて大切に育てていきたいです。
今は、作品を見て立ち止まってくださる方がいること自体が、本当に貴重なことだと感じています。
だからこそ、そのタイミングを無駄にしないようにしたいです。
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活動をしていると、どうしても比較はしてしまいます。
特に私はSNSを中心に活動しているので、なおさらです。
1年目で一気に知名度が上がる方や、同じくらいの活動歴ですでにプロとして活躍されている方もたくさんいます。
それを見て「なんで?」って思わない人は少ないと思います。
でも、そのたびに「自分が何を目指しているのか」を見失わないようにしなきゃいけないなと思っています。
見えていないと、不安や焦りばかりが大きくなって、意味もなく落ち込んだり、イライラしてしまう気がするので。
比べるなら、ちゃんと比べる。
比べる相手を研究する。
研究する時間も材料もないなら、そもそも比較する必要はない。
特にSNSは、漠然とした数字ほど比べやすくて、一喜一憂しやすいです。
それって、結局考える労力の無駄でもあるなと思っています。
悪いことではないけど、判断は怠らない。
大谷選手の「憧れるのをやめましょう」という言葉、本当にすごいですよね。
私はあの言葉を、「憧れているだけではその先には行けない」という意味として受け取っています。
スポーツ選手から、ああいう研究者みたいな言葉が出てくるのって本当にすごい。
そこまで大きなことをするつもりはありませんが、少なからず自分のエネルギーには変わっていると思います。
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この1年で特に印象に残っているのは、ライブペイントに挑戦したことです。
デザインフェスタなどで、大きな壁に絵を描いている作家さんたちを見て、「いつかやってみたい」とずっと思っていました。
でも実際には、色々な面でハードルが高くて怖気づいていました。
そんな中、ハマクリでライブペイントの機会をいただき、「やってみたい」を「やってみる」に変えられたことは、自分の中ですごく大きな経験でした。
おおよそ想定通りの結果にはなったのですが、あの時の感触や空気感は、これからも忘れないと思います。
そして、「またやりたい」と思いました。
だからこそ、イベント参加のハードルの高さにも、少しもどかしさを感じています。
やりたいのに、チャンスを掴みに行けない。
いっそ自分で企画したろかな、と思うレベルです(笑)
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制作面では、イベント出展時の展示や対応も毎回少しずつ改善していると思います。
でも、完成はしないですね。
日常的に「これブースに使えそう」と道具を探していますし、「もう作った方が早いのでは?」ってずっと思っています(笑)
ただ、今は本当にタイムイズマネー状態なので、時間との戦いです。
でも逆に言えば、こうやって振り返りながら思うことを綴れている時点で、何もしてこなかったわけではないんだろうなとも思います。
何もしていなかったら、何も変化していなかったら、何も期待していなかったら、きっと何も生まれてこなかったので。
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今後についてですが、具体的には言わないものの、自分の中で年間の制作サイクルはだいぶ固まってきました。
自分のペースを乱さず、できる範囲で続けていくには、今の環境が一番土台として合っている気がしています。
イベントにはこれからも出続けたいです。
中間目標があることで制作にもメリハリが出ますし、制作意欲にもかなり繋がっています。
キャラクターももっと増やしたい気持ちはあるのですが、今はまず「今いる子たちを育てたい」という気持ちの方が強いかもしれません。
地方出展も、丸5年くらいまでには挑戦したいです。
ただ、金銭面や場所の問題もあり、4年目での実現はなかなか難しそう。
……とはいえ、期待を裏切れるよう頑張ります(笑)
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最後に。
やっぱり一番大きな声で伝えたいのは、「見つけてくれてありがとう」です。
イベントで新しい作家さんに出会う時って、「その時、その作品が好きだったから」という理由も多いと思います。
私も、そういう出会いの中の一つになれている瞬間があるんじゃないかなと思っています。
でも作品って、生み出しただけでは動けません。
作品自体に意思はないので、自分から歩き出すことはできない。
だからこそ、生み手が背中を押し続けること。
そして、見てくださる皆さんに手を引いてもらうこと。
その両方が繋がって、初めて作品は広がっていくんじゃないかなと思っています。
作品は、その間にあるもの。
だからこれからも、一緒に見守っていただけたら嬉しいです。

改めまして、3年間本当にありがとうございました。
そしてこれからも、どうぞよろしくお願いいたします。
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■ 今後のイベント予定
・6月7日 COMITIA156
・12月13日 COMITIA158
・2027年1月16日 ZINEフェス横浜
COMITIA156以降の夏季期間は、作品制作に集中するためイベント参加は少しお休み予定です。
もし展示会などへ作品のみ参加する際は、改めてお知らせいたします。
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